CFDとは…日本円で世界中の株・株価指数・債券・商品を1つの口座で取引できる、画期的な金融商品。
CFDとは…『Contract For Difference』の略。日本語では『差金決済取引』と訳されています。
CFDとは…FXの仕組みで多彩な銘柄に投資できる少額資金・手数料無料で始められる次世代金融商品。
ヨーロッパでは金融マーケットの30%以上がCFD取引と言われています。日本でも昨年末から証券会社のCFD参入が相次いでいます。個人投資家の心をつかんで離さないCFD投資の『仕組み』と『魅力』をご紹介しましょう。

『証拠金取引』とは投資家がCFD口座に預け入れた資金を証拠金(保証金)として投資対象の銘柄を取引する仕組みです。
CFDのユーザーは証拠金を担保にして、CFD業者と投資対象の銘柄を『買う(または売る)』契約をとりかわす形で取引をします。このような取引の形は通常の取引に対して『相対取引』と呼ばれています。
実際の投資銘柄を売買するわけではないので、株・株価指数・債券・商品などを1つの口座で取引できるのです。しかもCFD会社が提供する世界中の数千もの銘柄が投資対象! グローバル次世代金融商品と言われる理由はここにあるのです。

CFDは『差金決済取引』です。相対取引により現物を保有せずに、相場の上下による売買の差額だけをやりとりするです。このため、日本円で世界中の銘柄を売買でき、為替リスクは発生しません。
CFDの魅力はなんといっても豊富な銘柄に投資できることです。
現物株CFDなら日本株はもちろん、世界の株を手数料無料(一部例外あり)で取引できます。人気の中国株やベトナム株などにも手軽にチャレンジできますね。
指数CFDでは、日経225・NYダウ・ウォール街株価指数などの先進国の代表的な株価指数の売買が可能です。さらに、人気の新興国・資源国の指数を取扱っているCFD会社もあります。
債券CFDは日本国債やアメリカ国債の他、世界各国の投資信託やETFでおなじみの銘柄が豊富です。
商品(コモディティ)CFDなら話題の原油・金・天然ガスなどの資源やエネルギー関連からトウモロコシ・小麦などの農産物まで豊かなバリエーションを取扱っています。

『レバレッジ』とは証拠金を担保にして、資金の1~100倍の取引が可能になるため、少額の資金で大きな利益がねらえる仕組み。FX(外国為替証拠金取引)でおなじみになった資金効率の高い投資方法です。
実はCFDの投資対象が外国為替になると、おなじみのFXとなる~つまりFXはCFDの銘柄の1つというわけです。
証拠金取引ですから、実際に手元に所有していない銘柄を『売る』ことができます。上昇相場では『安く買って→高く売る』ことで利益を出しますが、下落相場では『高く売って→安く買う』という取引が可能です。株の空売りのイメージです。CFDは今のような金融不安・世界同時不況の下落相場に強い投資スタイルなのです。